セルローストリアセテート透析膜は均質構造であるが、近年、非対称構造のセルローストリアセテート透析膜が販売され、抗血栓性を比較した。均質構造のFB-190UHβ、および非対称構造のFA-190F(ニプロ、大阪、日本)を用い、循環後の血小板数を比較した。FB-190UHβおよびFA-190Fの血小板数に有意差はなかった。実験終了後の走査型電子顕微鏡による中空糸内部の観察において、いずれも血小板の付着はほとんどなかった。どちらも血液適合性に優れていたことをポスター発表した。
本人担当部分:研究計画、データ収集・解析及び抄録・スライド作成を行った。
共著者:Togo K, Yamamoto M, Ono T, Imai M, Akiyama K, Ebine K, Yamashita AC.
ポスター発表