補助循環において、1本カニュレーションと2本カニュレーションにおける再循環率と酸素化の違いを血液ポンプの流量ごとに調査した。再循環率は、1本および2本カニュレーション群でそれぞれ4 L/minで21±4および36±6%であった。20分の時点で、動脈血酸素分圧は、4 L/minのとき、1本群で159.6±29.8 mmHg、2本群で139.0±11.5 mmHgであった。1本カニュレーションでは再循環率は少ないものの、2 L/minでは酸素化が不足する可能性があることを報告した。
本人担当部分:研究計画、データ収集・解析及び抄録・スライド作成を行った。
共著者:Togo K, Takewa Y, Katagiri N, Fujii Y, Tateishi S, Tatsumi E.