呼吸補助を目的とした補助循環用Avalon社製ダブルルーメンカテーテルにおいて、ガス交換に必要なバイパス流量を調査し、実験後に心臓の周囲を目視で観察した。対象は60.1±0.5 kgの成ヤギ5頭とした。補助流量は2 L/min以上で十分な酸素化が得られた。しかし、実験後の解剖により、送血のジェット流により血腫が形成されたことを確認した。組織学的検査より、血腫は皮下内膜にとどまらず、筋層にまで達するものがあったことを報告した。
本人担当部分:研究計画、データ収集・解析及び抄録・スライド作成を行った。
共著者:Togo K, Takewa Y, Katagiri N, Fuji Y, Kishimoto S, Naito N, Tanabe K, Miyamoto Y, Tatsumi E.