(研究会および依頼原稿)肩手症候群の調査における一考察
第4回帝京大学リハビリテーション研究会大会
リハビリテーションの阻害因子の一つである肩手症候群についての調査報告である。帝京大学医学部附属市原病院にて訓練を受けた脳卒中患者66名のうち、本症候群を発症したのは18.2%であり、麻痺の重篤な者ほど発症しやすく、良肢位保持や慎重な関節可動域運動を行う必要があると確認された。五日市克利 加倉井周一