【示説】「中野区新型コロナ受診相談電話」における集計分析
第80回日本公衆衛生学会総会
中野区保健所の新型コロナウイルスに関する電話相談を分析した結果、相談の件数は新規感染者数と同様に変動し、多くが「対応」に関するものであった。相談の結果は「助言」または「医療機関の勧奨」が多く、町別の相談件数は人口と強く相関していた。これらの結果から、保健所の対応精度の向上と、電話相談の電子的記録方法の検討が必要であると結論付けられた。(筆頭発表者を担当)