後肢懸垂により引き起こされる筋萎縮の回復過程における鍼通電刺激の効果(査読付)
鍼通電刺激が不活動性の筋萎縮からの回復促進させる効果は明らかではない。そのため、本研究では、2週間の筋萎縮誘発(後肢懸垂モデル)期間を設け、その後、鍼通電刺激と無刺激による筋再生の効果を検討した。その結果、筋量の明らかな増加や筋線維の増加傾向と共に、マクロファージの明らかな浸潤により、鍼通電刺激による、筋衛生細胞の活性化が起こる可能性を示した。
全日本鍼灸学会雑誌