運動前の温灸刺激によるカーフレイズ後の筋疲労軽減効果―自覚指標とエネルギー代謝による検討―(査読付)
セルフケア温灸を用い、運動後の筋痛筋疲労軽減効果について運動後7日間の自覚指標とともに、運動前後での血中乳酸濃度の変化について検討した。運動前後で血中乳酸濃度はコントロール群、灸刺激群ともに有意に上昇し、灸刺激がエネルギー代謝の変動に影響しなかった。しかし、自覚指標においては、翌日の疲労感が明らかに低下しており、筋疲労軽減効果が示された。
日本東洋医学系物理療法学会誌