鍼通電刺激が廃用性の骨格筋萎縮を抑制する分子メカニズム(査読付)
①池宗佐知子、大田美香、宮本俊和、高岡裕 ②後肢懸垂により引き起こされる筋萎縮に対し、鍼通電刺激の有用性を検討した。後肢懸垂は不活動モデルとされており、その際、最も明らかに遅筋線維であるヒラメ筋は萎縮される。鍼通電刺激は、遅筋線維の筋萎縮を抑制するだけでなく、萎縮に関与するユビキチンリガーゼ遺伝子の発現を抑制することを示した。
日本温泉気候物理医学会雑誌 74(2)