カーフレイズ後の筋痛・筋疲労に対するセルフケア温灸の効果
第70回 日本体力医学会大会(和歌山)
②運動前の施灸効果に関する報告は少ない。今回、運動介入1週間前からセルフケア温灸を実施し、運動介入後1週間の経過を観察した。自覚的な評価と共に、筋硬度を継続して計測した。また、運動前後での血中乳酸濃度を測定した。運動前後での血中乳酸濃度や、運動後1週間の筋硬度に変化はなかった。しかし、自覚的な筋痛や筋疲労の程度の軽減や、早期ピークおよび早期回復がみられたことから、セルフケア温灸の有用性が示唆された。