新任プリセプターの新人看護師指導を通した学びと学びのきっかけ
臨床経験3〜6年の新任プリセプター9名に半構成的面接を行った結果、学びには指導者としての成長や、個別性を重視した指導等があり、そのきっかけは新人の姿から喚起される感情、新人へ関わる先輩の姿、先輩からの関わり等があった。学びの特徴として新人とともに成長する、先輩の指導場面や病棟の雰囲気に影響を受けやすい等が考察され、新人指導を学ぶ主体として育てる認識の定着等の体制づくりの必要性が示唆された。
看護教育研究学会誌