半側空間無視による左右非対称な歩容がHONDA歩行アシストを使用した歩行練習によって改善を認めた右大脳半球損傷の一症例
右大脳半球損傷によって半側空間無視を呈し、左右非対称な歩容を認めた一症例について、HONDA歩行アシストを使用した歩行練習を実施した。結果、股関節運動の対称性は介入前の0.80から0.98となった。本症例報告は右大脳半球損傷後のUSNによって生じる左右非対称な歩行においても、HWAを使用した歩行練習によって、歩行の対称性が改善する可能性を示したと考える。
理学療法東京