ニュージーランドにおける性教育‐Family Planningの視察を通して‐
日本助産診断実践学会
日本で行われている性教育の内容を検討するために、2019年12月にニュージーランド・オークランド市にあるFamily Planningを視察したので報告した。NZでは、医療職者における役割分担が明確化されている印象を受けた。Family Planningでは、リプロダクティブヘルス・ライツに関わる内容を網羅的に扱い、一般社会への周知が図られており、NZ全体として機能していた。性教育担当者への教育・支援を十分に行い、各学校現場に下ろしていくシステムであった。