学習指導要領の球技の領域では、集団技能を学ぶ視点が盛り込まれたことから、球技の型に注目し、下位運動・下位教材を活用した授業開発を行った。高等学校第1学年を対象に球技ネット型において、下位運動・下位教材を活用した単元計画に基づき、活動を動画に記録した。ルーブリック評価に基づいて運動技能を評価したところ、集団的な技能についての変容が観察された。学習カードの記述からも運動が苦手な学習者であっても、学習内容を肯定的に受け止めていることが観察された。(全頁数1頁。全編の編集を担当。共著者:新戸政輝、永井大樹)