肩関節後下方関節包の組織弾性と受動張力の関係 ―未固定凍結人体標本を用いた検討―
未固定凍結人体標本10体10肩を用いて肩関節後方関節包を上部・中部・下部に分けて牽引力を負荷した際の剪断弾性係数を超音波エラストグラフィーを用いて計測した。その結果、全ての部位において牽引力の増加とともに剪断弾性係数は有意に増加した。私は未固定凍結人体標本の作成、実験方法の指導と、実験計測の実働、ご遺体の納棺や火葬に携わった。