SNS普及による準拠集団影響での「共感型顕示的消費」としての海外旅行購買に関する考察
本論文は修士論文を再編集した査読付き論文で、2016年以降若者の出国率が伸びている現象の背景として、SNS普及による準拠集団影響での「共感型顕示的消費」が影響していると仮定し、大学生への事前調査及び15歳から64歳の本調査を実施し、従来因子に加えて「共感型顕示」という新しい観光旅行動機が抽出された。コロナ後も需要回復が早いと言われている若年層の海外旅行動機研究を継続する意義は高いと思料する。
立教ビジネスデザイン研究