N-terminal α7 deletion of the proteasome 20S core particle substitutes for yeast PI31 function.
PI31 はin vitroで20Sプロテアソームの活性を阻害するPIPsとして単離されたが、細胞内での機能は不明であった。PI31の機能を相補する遺伝子変異として20Sプロテアソームの基質搬入口に当たるサブユニットα3とα7の変異を単離した。これらの変異は本来活性化因子がないと閉じた状態にある基質搬入口を開かせる効果を持つ。このことからPI31の細胞内機能は阻害因子ではなく、逆に活性化タンパク質と結論した。
Mol. Cell. Biol.