高齢心不全患者におけるADL拡大に向けた運動療法の効果
高齢心不全患者のニーズに合わせた目標設定を段階的に設定し、患者が安心して運動療法に取り組めるように医師と検討して個別のプログラムを作成した。このプログラムにより心不全の増悪なく、患者は安心して運動療法に取り組め、ADLが拡大した。さらに、段階的目標を設定したこと、言語的説得を行った介入により、身体的回復と共に、セルフエフィカシーが上がり、闘病に対する興味関心、積極性に繋がった。
北里大学看護キャリア開発・研究センター慢性心不全看護認定看護事例報告会集録