未就園児育児に専念する母親の再就労に対する思考過程についての質的検討-文化的要因との関連から-
就労経験を持ち未就園児の育児に専念している母親を対象に半構造化面接を実施し、再就労への思考、促進要因・阻害要因、文化的要因の影響等を検討した。対象者12名を「育児休暇中群」「育児充実・傾倒群」「再就労へ向けて葛藤弱い群」「強い群」の4群に分類し、群毎の思考過程を図式化した。担当部分:論文執筆は第一著者が担当し、論文全体の構成、分析結果の考察を共同で担当した。著者:百瀬 良・浅賀 万理江・三浦香苗
昭和女子大学生活心理研究所紀要