統合失調症の早期介入についての検討―認知機能障害の特徴とメタ認知トレーニングを用いた心理的介入の観点から-(博士論文)
初発の統合失調症(FES)への介入研究として、評価のための尺度を作成した(mGAF, S-F)。またFESの認知機能障害について縦断的に測定し、運動機能と言語流暢性がFEP特有の認知機能障害である、運動機能や言語流暢性は通常治療の経過では改善しにくいことが示された。また介入としてメタ認知トレーニング(MCT)を行い、自尊心への改善の可能性が示唆された。また自己理解や対処法の獲得が行われたことも示唆された。
博士論文