東京大学医学部附属病院における発達障害検査入院の試み①.
東大病院こころの発達診療部では成人を対象として「発達障害検査入院プログラム」を実施している。本プログラムを実施し、自閉スペクトラム症(ASD)と診断を受けた方で76%に併存疾患が確認され、自己記入式の不安や抑うつでは特性不安で70%ile以上がASD全体の60.8%で、CESDでカットオフ得点を超えた方は全体の71%となっており、成人のASD併存の併存疾患の多さ、特に不安や抑うつの問題が強くなることが明らかにされた。
精神医学