日本画における膠の特性に関する研究―加熱条件別にみる膠水を中心に―(博士論文)
科学的な観点から、加熱条件の異なる膠水の特性に着目し、その違いを明らかにすることで、日本画制作において最も効果的な溶解法を提案した。具体的には、三千本膠の溶解法に焦点を当て、加熱条件の異なる4種類の膠水に対する機器測定及び官能評価を実施し、それぞれの特性の違いを浮き彫りにした。
筑波大学大学院博士後期課程人間総合研究科芸術専攻 博士論文