膠膜表面に及ぼす加熱処理の影響
日本画で使用される三千本膠に焦点を当て、異なる加熱条件で作製した膠水を用いて、絵画表現の変化及び膠表面の構造変化の関係を調べた。この研究により、現在一般的に用いられている三千本膠の溶解方法は必ずしも有効ではないことが示唆され、膠の溶解法について再検討が求められる結果となった。(福田(旧姓)喜美子、長谷川友里、松井暁子、山田洋一、佐々木正洋、白木賢太郎)福田(旧姓)喜美子が全てのページ執筆。
Colloid & Interface Communication