竹久夢二の一考察(修士論文)
竹久夢二が描いた女性像に焦点を当て、夢二の人生と芸術性について考察した。夢二が描く女性像には秋田美人のモデルが関係している。この秋田美人の特徴とアール・ヌーヴォー、ピアズリー、ロートレックらの世紀末象徴主義的な作品の特徴を折衷・調和して夢二式美人画が確立したことを明らかにした。
筑波大学大学院修士課程芸術研究科美術専攻 修士論文