災害時における社会福祉労働者の生存・生活保障実践に関する研究-宮城県の社会福祉労働者へのインタビュー調査を通して-
立命館大学人間科学研究所年次総会・私立大学戦略的研究基盤形成支援事業公開研究会
東日本大震災を経験した三領域の社会福祉現場(高齢・障害・子ども)で 働く労働者の語りから、震災以降の復興に関わってきた福祉労働者が、様々な困難を経験 しながらも、その実践を通じて当事者の生存・生活保障を担う役割を果たしてきたことが 示された。また、福祉現場における災害への備え、行政の対応、現行の福祉政策・制度上の課題等についても、一定の実態が明らかとなった。