暴力行為に訴える患者への看護介入
暴力行為に訴える患者への看護介入を明らかにするために3名の看護師に半構成的面接を行い質的帰納的に分析した。結果、臨床判断に「ストレスに耐える力」「自己を表現する力」「チーム内の相互作用」、看護ケアに「平穏を与える」「言語化が有効であることを体験させる」「チームで方向性を共有する」があった。チームに介入することの重要性と欲求を形にすることで暴力行為が減少すると考え介入するという特徴があると考察した。
医療法人財団青渓会駒木野病院看護研究集録 (通算5巻),