国産たばこ主流煙中特異的ニトロソアミン類の異なる捕集法を用いた測定
国際標準化機構(ISO)とカナダ保健省のHCI体制を用いて、10のトップセラーである日本のタバコブランドから主流煙中のN′-nitrosamines(TSNA)濃度を測定する方法について検討した結果,超低タールタバコからの主流の煙からのTSNAへの暴露は、高タールタバコのそれに匹敵する。喫煙の危険性を正しく評価するためには、タールやニコチンの濃度だけでなく、TSNAを含む他の化学物質の濃度もパッケージラベルに印刷する必要を認めた。
日本衛生学雑誌