患者の視点に立ったロールプレイイングの学習効果;患者の立場と看護者の立場で考える気づきの違い(査読付)
基礎看護学におけるコミュニケーションの講義における体験学習の効果を授業後に量的調査を実施し検証した。患者の立場に視点をおいたロールプレイイングの効果として、(1)患者の気持ちを実感できる機会になる(2)患者の立場から冷静に看護者へのフィードバックができる(3)看護者の考えることと患者の考えることの「ズレ」を実感できることにより患者の気持ちに近づける。ということが結論付けられた。
日本看護協会看護学会,看護教育,32,pp182-184