体重階級制競技における急速減量が骨格筋および消化管のタンパク質代謝に与える影響
レスリングや柔道などの体重階級制競技の試合前計量にて実施される摂食・飲水制限を伴う急速減量は、骨格筋よりも消化管や腎臓などの代謝回転の速い臓器のタンパク質分解を亢進させることを明らかにした。さらに、腎臓において過度のアルドステロンによる炎症が惹起され、タンパク質分解の亢進に影響を与えている可能性を報告した。
科研費 若手(B)2019 年度 研究成果報告書