【招待講演】Possible involvement of food texture in insulin resistance and energy metabolism in male rats
第10回Cardio-Diabetes 研究会,東京
長谷川和哉、秋枝さやか、伊達紫 食物の性状が糖代謝に与える影響について講演した。軟らかい食事の習慣的な摂取は、体重の増加を伴わない2型糖尿病を発症させる。その機序として、軟食による胃排泄速度の亢進や食後高血糖、膵ランゲルハンス島過形成、肝臓の脂質合成経路の亢進によるトリグリセリドの蓄積が引き起こされることを報告した。 また、この病態のスクリーニング候補として血中miR-33遺伝子を報告した。