共同発表者:瀬戸山聡子、坂井一史、山本裕美子、後藤充、深瀬砂織(ポスター発表、筆頭発表者)
産業領域での心理援助職の職能向上を目指して(1)にて再検討した産業領域の心理援助職に求められる20項目のコア・コンピテンシーのうち、本研究では「オンライン支援」に焦点を当て、コア・コンピテンシーの内容を具現化した学習機会の提供を試み、Z職能団代産業領域委員会主催の研修会にて学習内容の到達目標を設定し、受講後のアンケート調査にて習得度を確認した。その結果、習得度は「工夫や練習をすれば実践できる」と「すぐに実践に活かせる」の回答割合が高く、当該研修が本コア・コンピテンシーの習得に必要な項目の学習に有効であった可能性が示唆された。