児童のQOLと家族関係について―情緒および行動の問題の影響―

通常学級または通級指導教室を利用する児童の間で，情緒・行動の問題と児童のQOLの関係を検討した．通級群は情緒・行動の問題の程度によってQOLに差が無かったのに対し，通常群では情緒・行動の問題が高い児童はQOLが有意に低かった（ｐ<.001）． 通常学級では情緒・行動の問題があると，通級を利用している児童以上にQOL低下を招いてしまう事が示された．（研究計画指導，統計処理指導，論文執筆指導を担当）

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