人工膝関節全置換術適用患者のバリアンス発生に対する背景因子と術後早期の機能回復の違い
TKA適用患者148名を対象に,バリアンス発生の有無に対する背景因子と術後早期の機能回復の違いを検討した.歩行自立日数と在院日数との間には,有意な正の相関が認められた.バリアンス非発生群はバリアンス発生群と比較して年齢が若く,術前の活動性が高かった.バリアンス非発生群の術後14日目の術側膝伸展ROMと疼痛は,術前機能と比較して有意な改善が認められた.(研究計画指導,統計処理指導,論文執筆指導を担当)
The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine