回復期病棟に入院したTHA術後患者における術後早期腰痛の予測因子
THA術後患者の体幹・股関節機能が術後早期腰痛にどのように寄与するか,また腰椎・骨盤アライメントが影響するかを検討した.その結果,術後2週時点で術側股関節伸展可動域が小さいものは,術後5週時点で骨盤前傾位にあり,腰痛が強いという特徴を有していた.したがって,THA術後早期の腰痛には術側股関節伸展可動域制限に由来する骨盤アライメントが寄与していることが示唆された.(統計処理指導,論文執筆指導を担当)
日本運動器疼痛学会誌