日本の慢性疾患患者を対象とした服薬アドヒアランス尺度の信頼性及び妥当性の検討
慢性疾患患者の服薬継続支援のため,患者の服薬遵守状況以外に医療従事者との関係性や日常生活状況を含めた服薬アドヒアランス尺度を作成し信頼性・妥当性を検討した.自記式質問紙により509名を分析対象とした.結果、探索的因子分析で,4因子14項目が抽出、確証的因子分析は, CFI=0.925,RMSEA=0.047であった。本尺度は信頼性・妥当性が確認され使用可能性が示された.
日本健康教育学会誌 2014;22(1):13-29