筋萎縮性側索硬化症及び運動性ニューロパチーにおける抗ガングリオシド抗体の検索と血漿交換療法による治療の試み.
高力価の抗ガングリオシド抗体を有する筋萎縮性側索硬化症(ALS)および運動性ニューロパチー患者に、血漿交換療法と免疫グロブリン療法を行った。運動性ニューロパチー患者に血漿交換療法は著効したが、ALSには無効であった。しかし、免疫グロブリン療法はALSに一過性の症状改善効果を示した。両疾患の病態に免疫介在の可能性が示された。
医療