後脊髄動脈症候群の2例
後脊髄動脈症候群の2例を報告した。後脊髄動脈は吻合が多く、側副血行路が働き、血管のネットワークで補完されているため、前脊髄動脈症候群に比して発症しにくい。本症例は高度な動脈硬化にともなうアテローム硬化性の機序により、血管のネットワークが破綻していたと考えられた。
臨床神経.