Bidirectional modulation of sensory cortical excitability by quadripulse transcranial magnetic stimulation (QPS) in humans
不均一反復磁気刺激法(QPS)による1次運動野(M1)刺激は、刺激間隔(IPI)に依存してM1に可塑性を誘導する。健常者のM1、前運動野(dPMC)、1次感覚野(S1)をQPSで刺激し、体性感覚誘発電位を用いてS1の機能変化を調べた。M1とdPMC上のQPS(IPI=5ms)は長期増強(LTP)を誘導し、QPS(IPI=50ms)はM1でのみ長期抑圧(LTD)を誘導した。運動感覚機能連関を介したQPSの特徴が明らかになった。
Clin Neurophysiol.