「高等学校野球部における肘関節投球障害の関連要因を検討するための事例研究」
高等学校野球部における肘関節投球障害の有無をアンケート及びメディカルチェックにて調査した。36名の部員中、22%の8名に肘関節の投球障害が認められた。その中でも6名の選手はレギュラークラスで試合出場が多く、また、手関節背屈制限が多くみられた。さらに小学生時代に捕手を経験していた選手に障害が多くみられた。投球数の把握やセルフケアの実践がこれらの障外減少に有効であると考える。
早稲田大学大学院スポーツ科学研究科 修士論文