在宅医療にかかわる薬剤師の患者に対する直接接触行為に関する研究-必要性の認識と行為頻度-
薬局薬剤師が、患者に触れることの必要性や頻度をどのように認識しているかアンケート調査を実施した。必要があると認識している行為は、バイタルサインの測定と内服薬の介助であった。 バイタルサイン測定の頻度が増えたのは、薬剤師がバイタルサイン測定の必要性を認識するようになったからと考えられる。患者に触れることの必要性の認識は高いが、頻度は比較的低く、必要性の認識と頻度の間には乖離があった。
社会薬学,35巻1号,10-22頁