在宅医療にかかわる薬剤師の患者に対する直接接触行為に関する研究-法的妥当性の認識と抵抗感-
薬局薬剤師が患者に触れる行為の法的妥当性をどのように認識しているか,また,特定の行為に対して薬剤師が個人的に抵抗感を持っているかを明らかにするために,アンケート調査を実施した。バイタルサイン測定については抵抗感なく行っていることが明らかになったが、坐薬挿入など侵襲性が高い行為については抵抗感があった。薬剤師は,行為の法的妥当性に問題があると認識すると,抵抗感が強くなる傾向があった。
社会薬学