治療 特集【対話で深めるプライマリ・ケア】
「医療人類学」の知見を足がかりとして患者と医療者との対話について考える内容である。医療人類学の視点は、プライマリ・ケア医が患者とのコミュニケーションをとるうえで大変有用な視点であることを、疾病(disease)と病い(illness)という2つの病気をとらえる考え方を糸口に、臨床人類学者アーサー・クラインマンによる説明モデルを参照し、論じた。
南山堂