看護学生のアルコール摂取に関する現状
看護学生におけるアルコールの摂取状況と授業の有効性を明らかにする目的で行った。調査結果から成人前に飲酒を経験している学生が非常に多く、それは一般的なアルコールに対する認識の甘さによるものであった。学生は授業を通して自己のアルコール体質を把握し、アルコールリスクを知識として理解することができ、看護師としての予防(対処)行動や方法につなげて考えられるという結果も得られ、授業の有効性を明らかにできた。
足利短期大学研究紀要