看護学生における精神症状理解のためのバーチャル体験の試み
精神症状理解の教材としてバーチャル体験の有効性を明らかにすることを目的に行った。程度の違いはあってもすべての学生がバーチャル体験の方がテキスト及びVTRと比較して「理解が深まる」と回答し、バーチャル体験を肯定する結果であった。バーチャル体験は、実体験することが難しい精神症状を理解するためには有効な教材であることが明らかとなった。
足利工業大学看護実践教育研究センター看護学研究紀要