看護学生における精神症状理解のためのバーチャル体験
第43回日本看護学会看護教育(岩手)
精神症状は実体験することは難しく、視聴覚教材では症状の結果として表れた奇異な行動を映し出したものが多いためか、精神はわかりづらいと話す学生は多い。そのため精神症状を体感できる機器使用のバーチャル体験を行い、精神症状理解におけるバーチャル体験の教材としての有効性を明らかにすることを目的にアンケート調査を行った。結果としては、全ての学生がテキストやVTRと比べてバーチャル体験の方が精神症状の理解が深まると答えており、精神症状を理解するためには大変有効な教材であることが明確化できた。