先行研究から見る精神科看護師の職業性ストレス 日本国内と国外における現在までの状況と今後の課題
第28回日本精神科看護専門学術集会
日本国内と日本国外での先行研究で得られた知見を基に、精神科に勤務している看護師の職業性ストレスにおける課題を明らかにする目的で15件の文献を対象に検討した。結果、国内のストレス内容では「仕事の負担度」「仕事のコントロール度」「対人関係」「看護に用いる知識と技術」「暴力の恐れ」が高く、国外では「高い心理的要求」「仕事のコントロール度」「低い職場支援」「暴力の恐れ」などが高かった。2020年以降はCOVIT-19に関するものが増加しており、早急な調査が必要である。