看護・作業療法学生の臨地実習前後における精神障害者に対するイメージの変化
第6回保健医療福祉連携教育学会(仙台)学術集会
看護・作業療法学生を対象に臨地実習前後の精神障害者に対するイメージの変化から、偏見等の改善における実習の効果を明らかにする目的で調査を行った。実習前のイメージは、どちらの学生も負のイメージをもっており、その理由としてはメディアや専門課程教育からの影響が大きい。しかし、どちらの学生も実習後には正のイメージに変化している。職種の特徴に違いがあっても臨地実習の経験が、既習の知識・技術の統合や人としての成長を促し、偏見等も改善できることが明らかとなった。