卒後30年を経過した看護専門学校の卒業生で、連絡が取れ調査協力が得られた143名(30.9%)に自記式質問紙による留置き調査を実施した。回収率85.3%。第1報から第4報に分けて報告した。
現在の就業状況は95.7%の人が看護職として就業しており、就業し続けられた理由は「家族や周囲の人の協力」が一番多かった(第1報)。記憶に残っている授業は「看護技術」であった(第2報)。臨地実習はつらい体験と学びを深めた体験との両方が記憶に残っていた(第3報)。教員については実習での関わりが一番記憶に残っていた(第4報)。