あがりの発生場面と徴候に対する予防・対処法に関する実態調査 -A大学女子柔道部を対象として-
本調査は、A 大学女子柔道選手を対象として、試合に臨む際に生じる選手個々人のあがりの場面、その時の徴候、そしてその徴候に対する有効な予防・対処法についての実態を明らかにすることを目的とした。その結果、あがりの発生場面では、試合前が全体の 86%であった。試合に臨む際は試合前の場面であがりが生じる可能性が高く、試合前はあがりに対して特に留意する必要があることが示唆された。
日本体育大学紀要