覚醒水準の経時的変化を考慮した心理的調整に関する試み -A大学トランポリン部を対象に-(査読付き)
本研究ではパフォーマンスの変動に起因する自己の覚醒水準の変化を経時的に捉え、トランポリン選手が試合当日から試技に至るまでの「理想」と「実際」の覚醒水準の変動について検討することとした。調査対象者はA大学トランポリン部に所属する15名であった。その結果、「実際」の覚醒水準は「理想」の覚醒水準より、試技において、競技10分前と試技中で高い値を示した。
日本体育大学紀要、47、pp.77-81