アスリートの熱望・警戒イメージに関する予備的検討
第51回日本スポーツ心理学会
本研究の目的は、アスリートが最大目標および最小目標の達成を目指す際に利用するイメージの特徴を検討することとした。調査対象者は、大学で体育学を専攻する195名であった。調査対象者にどのようなイメージを利用するかについて自由記述で回答を求めた。その結果、アスリートが最大・最小目標の達成を目指す熱望・警戒イメージは、先行研究で示されている熱望方略、警戒方略の特徴を反映することが明らかとなった。